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2009年東海道五十三次写真 
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お殿様の菊





天気が悪い。この土手の上が水の無い草津川





大根がぬれる…





私、草津っててっきり温泉の草津だと思ってたのに…温泉がないなんて
矢倉橋を渡ってすぐ、野村屋旅館があります。かっこいいです。セッシャとかソレガシとか出てきそうな雰囲気で、こういうところに泊ってみたい。
その、もう少し向うにはお殿様の宿があります。本陣というやつ。本陣が残っているのって貴重らしいので、入ってみました。歴史的な事はわからないけど、畳の線だとか障子のほの明るさとか、奥にひかる中庭とか、ああ、さすがお殿様の泊るところは美しいなと思いました。同じ日本建築でも、うちのばあちゃんちと比べると違うわ…こういうところに泊ってみたい。
…が、泊れるわけないので、そのもうちょっと先のビジネスホテルで一泊。晩ご飯は王将。

翌日は朝からどんより曇っていました。
まあ、曇りも嫌いじゃないのですが。採石場の寒々しい感じとか、寂しくって嬉しくなっちゃいます。孤独感でハイになるのが、一人旅の中毒性の元なのかも。
石部は休憩所があるので、そこで一休みしてたらとうとうぱらぱら降り出しました。まあ、傘をさしたりしまったり程度の雨だったのですが、水たまりを思いっきり踏み抜いて靴がぬれてしまった。穴開いてんですよねこの靴…もう世代交代かなあ…
石部から先はずっとまっすぐ進みます。まっすぐなみちでさみしいというやつか?あれは何だか晴天の道が思い浮かぶのだけど。とても好きな句です。これはむしろ、さみしいまっすぐな道だ。
横田の渡はもう無いので、橋を通って水口へ入ります。田んぼやら竹やぶの脇を通って商店街を抜け、水口宿の三叉路、時計台のすぐ側で遅めのお昼を食べて本日はこれまで。



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にこにこぷんで育ちノストラダムスに本気で怯えたぐらいの年。
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