2009年東海道五十三次写真
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+++初めに+++
思い立ったらとまらない傾向があります。8月、研修の為神戸に行きました。高速バスと名がつきながら、あんまり高速を走らないバスです。うねうねとつづく山道、涼しげな川や田んぼをみていて、ああーこんなとこ歩いてたら気持ちいいだろうな…え…すごい良い思いつきじゃない??これ。
と、いうわけでした。
私は、旅行が大好きなのですが、旅行に行った先で満足しちゃって何にもしない事が結構多いのですよね。たどり着かない旅行っていつまでも楽しめるのです。
東海道は情報も多いし、地図もあるし、よし、東海道かな。ということで、京都にやってきました。
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旅をする時間のなかで、何が好きって出発の時です。海外に行く時の深夜の高速バス、大型トラックのすれ違う音とか、オレンジの明かりとか、あの不安感とか。未明のがらあきの電車に乗る時の、なんか秘密の事をしているようなどきどき感とか。
この旅行に関しては、毎日毎日出発できるのです。幸せ。
日本全国西から東まで人はすんでるんだから、京都がスタートでも良さそうなものですが、何故かあまり聞かないのですね…最後まで行けるかどうかも分からないのだから、とりあえず家に近い方からスタートします。実は京都から東はほとんど行った事がない。
山科をこえたあたりから、同じような人とすれ違うようになりました。あの人たちはもしかしたら、東京から来ていて、今日が最後の行程なのかもしれない。
札の辻が何処か分からず少しうろうろしました。
お隣が京都だからか、良い感じの軒先が多い。ご親切に、分岐には案内の看板が立ててあるのですが、どうも、やっぱり、東京から来る想定のような…こっちからくると裏側むいてるとかね…
神社とかお寺とかいろいろあったような気がするんですが、とりあえずお腹がすいていました。
私はこの日、初めて琵琶湖をみました。琵琶湖といえばあれです。鳥人間コンテスト。小さいときは、練習すれば飛べるようになると信じて毎日ひたすら飛び跳ねてた、鳥人間コンテスト大好き。でも、ここに落ちたくないなあ…
瀬田の唐橋を渡った先は、普通に住宅街なので、ほんとに此処で良いのかなと不安になります。こんな状態で、いったい此処が旧道だった事だれが覚えていたんでしょう。凄いと思うのだけど。
私、草津っててっきり温泉の草津だと思ってたのに…温泉がないなんて
矢倉橋を渡ってすぐ、野村屋旅館があります。かっこいいです。セッシャとかソレガシとか出てきそうな雰囲気で、こういうところに泊ってみたい。
その、もう少し向うにはお殿様の宿があります。本陣というやつ。本陣が残っているのって貴重らしいので、入ってみました。歴史的な事はわからないけど、畳の線だとか障子のほの明るさとか、奥にひかる中庭とか、ああ、さすがお殿様の泊るところは美しいなと思いました。同じ日本建築でも、うちのばあちゃんちと比べると違うわ…こういうところに泊ってみたい。
…が、泊れるわけないので、そのもうちょっと先のビジネスホテルで一泊。晩ご飯は王将。
翌日は朝からどんより曇っていました。
まあ、曇りも嫌いじゃないのですが。採石場の寒々しい感じとか、寂しくって嬉しくなっちゃいます。孤独感でハイになるのが、一人旅の中毒性の元なのかも。
石部は休憩所があるので、そこで一休みしてたらとうとうぱらぱら降り出しました。まあ、傘をさしたりしまったり程度の雨だったのですが、水たまりを思いっきり踏み抜いて靴がぬれてしまった。穴開いてんですよねこの靴…もう世代交代かなあ…
石部から先はずっとまっすぐ進みます。まっすぐなみちでさみしいというやつか?あれは何だか晴天の道が思い浮かぶのだけど。とても好きな句です。これはむしろ、さみしいまっすぐな道だ。
横田の渡はもう無いので、橋を通って水口へ入ります。田んぼやら竹やぶの脇を通って商店街を抜け、水口宿の三叉路、時計台のすぐ側で遅めのお昼を食べて本日はこれまで。
五十三次
プロフィール
HN:
のじ
性別:
非公開
自己紹介:
にこにこぷんで育ちノストラダムスに本気で怯えたぐらいの年。
山陽道はじめました。
たびのじん 山陽へ も宜しく。
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